エステサロンで働くには

「美」に対して強い関心を持っている方の中にはエステサロンで働くことを目指している方もいらっしゃるのではないでしょうか?

エステサロンで働くということは自分の美を磨きつつ、お客様に自信を持ってもらえるよう美を作るサポートをする仕事だと言えます。
そんなエステサロンで働くにはどんなスキルを身に付けておくと良いのでしょうか?

今回はエステサロンで働くにはどんなスキル・資格を必要とするのか、また未経験でもエステサロンで働くにはどうすれば良いのかなどをご紹介していきます。

エステティシャンの主な仕事内容

エステサロンで働くには、まず仕事内容もチェックしておくことが大切です。

単純に美をサポートするお仕事ではなく、エステサロンで働くとなると様々な仕事をこなさなくてはなりません。
具体的にどのような仕事を行うのか、1日の流れに沿って見ていきましょう。

開店準備

まず、出勤したら予約がどれくらい入っているかを確認し、エントランスやトイレ、施術ルームなどサロン全体を掃除します。
エステサロンは清潔さも満足度を高める要素の一つです。

清潔さを保つためにも毎日掃除は欠かさず行われます。
また、この時リネン類やアメニティなども準備し、セッティングを完了させておきます。

ベッド

ミーティング

掃除やセッティングなどが完了したら出勤した人が全員集まって予約内容を確認し、注意することや情報を共有するミーティングを行います。

例えば予約されている方の情報や対応を共有することで、一人ひとりに応じた接客も可能となります。
また、ミーティングでは販売ノルマなど売上に関することを伝えられる場合もあります。

これを目標にして効率的に仕事をこなしていきましょう。

開店・接客業務

お店が開店すると予約していたお客様がいらっしゃいます。
自分が担当することになっているお客様が来店されたらカウンセリングルームに案内し、カウンセリングと施術内容の説明を行いましょう。

何度も来店されている方だとカウンセリングに時間を取らず早めに施術へ移る場合もありますが、初めて来店した方の場合はカウンセリングで生活状況や家で実践しているスキンケア・ダイエットなどの様子を伺い、お客様に応じたコースの提案を実施するので時間がかかりやすいです。

予約に合わせて施術を行い、お客様が帰られたらすぐに片付けと次のお客様が入られるようにセッティングを済ませます。

フェイシャルやボディによっても変わりますが、大体一つのメニューで平均1時間~1時間半程度かかります。
また、日によって予約している人数も異なるため動き方も変わってくるでしょう。

閉店後の作業

予約されていたお客様が全て帰られて、営業時間が過ぎたらお店は閉店となります。
しかし、すぐに帰宅できるわけではありません。

売上をまとめて店長に報告し、店内の掃除と明日の準備を行い、さらに予約確認をして退勤となります。
エステサロンによっては夜遅くまで営業しているところもありますが、営業時間が長ければ2交替勤務となる可能性が高いです。

エステサロンの予約人数が少ない時は何をしている?

予約人数が少なかった場合、ただ何もしていないわけではありません。

例えばエステサロンで取り扱っている商品の在庫確認や発注、洗濯、さらに一人ひとりの技術を向上させるための研修やお客様へのアフターフォロー対応、店内の装飾変更、キャンペーンを行う準備などを行います。

エステ開業

予約人数が少ないからといって暇というわけではないのです。

施術によって異なる仕事内容

エステサロンではそれぞれ様々なコースが用意されているところもありますが、その施術によっても行う仕事は変わってきます。

例えば、フェイシャルを担当することになった場合、オールハンドもしくは美容機器を使って顔全体のマッサージや老廃物を取り除いていきます。
この時、血行促進を意識することでむくみの解消にもつながっていくでしょう。

また、ボディケアもフェイシャルと同様にオールハンドもしくは美容機器を使って行っていきます。
ボディケアの場合は目的がリラクゼーションなのか、それとも痩身なのかによって行う作業が大きく異なるので注意しましょう。

エステサロン開業

リラクゼーションの場合はマッサージで血行を促し体のコリを取り除くお手伝いをします。

痩身は強めにマッサージすることで老廃物の排出を促します。
痩身の場合はマッサージよりも専用の美容機器を取り扱う場合が多いので、実際にエステサロンで働くには機器の取り扱いも研修などで学ぶことになるでしょう。

また、中には脱毛コースを用意しているエステサロンもあります。

脱毛では脱毛器を使って脱毛していくことになるのですが、慣れない内に行ってしまうと火傷などの肌トラブルを招いてしまう可能性があるので脱毛施術は未経験の方が担当しないようにする場合もあります。

研修の中で学んでいくことになるケースが多いので、徐々に取り組んでいくという内容になっていくことでしょう。

未経験でもエステサロンで働けるのか?

エステサロンで働くにはそれなりの知識や技術も必要となりますが、未経験でも働くことはできるのでしょうか?

基本的にエステサロンでは経験者が優遇されることも多いです。
しかし、求人を見てみると中には「未経験者OK」と書かれているものもあります。

これはアルバイトだけに留まらず、正社員登用であっても未経験可のところがあるのです。
そのため、未経験の方でも働くことはできると言えます。

こういったエステサロンでは実際に施術をする前に数ヶ月間研修が行われます。

美に関する知識や技術、またそのサロンで取り扱っている美容機器の使い方や接客マナーなどを教わることができ、最初は先輩のサポートについて、徐々に自分だけで施術ができるようにしていきます。

未経験だとどうしても仕事に付いていけるかどうか最初は不安になってしまうかもしれませんが、こうした研修制度が充実しているところだと未経験でも比較的働きやすいと言えるでしょう。

エステサロンの選び方

未経験でエステサロンで働くには、最初のサロンの選び方も重要なポイントになります。
どのようなサロンを選んだ方が良いのでしょうか?

研修制度が充実している

未経験で働くことを考えると、やはり研修制度が充実しているところの方が、早く知識や技術を習得するのに役立つでしょう。
エステサロンによって研修制度の充実度は異なっています。

サロン内で定期的に研修を行っているところや資格取得をサポートしてくれるところなどもあるので、ぜひそういった研修制度が充実しているところを選ぶと良いでしょう。

この研修制度では美に関する知識や技術だけではなく、基本的な皮膚や人体に関する仕組みについてや栄養に関すること、接客マナーなども学ぶことになります。

働きたいエステサロンがあればどのような研修内容になっているのかという確認だけでなく、研修中は給料が発生するのかも聞いておくようにしましょう。

アルバイトとしてスタートするなら正社員登用の可能性がある

未経験でエステサロンで働くには、まずはアルバイトから始めようと考える方も多いでしょう。
アルバイトとしてスタートする場合は、そのエステサロンに正社員登用制度があるかを確認するのも大切です。

資格を取得して実力も付いてきたとしても、正社員登用制度がなければ福利厚生や給与などの面で不満を抱いてしまう可能性もあります。
長期的に働くことを考えている場合は、必ず正社員にキャリアアップできるかどうかも確認しておきましょう。

オールハンドとエステ機器を扱うエステサロン、どちらが働きやすい?

未経験の人にとってオールハンドと美容機器を扱うエステサロンはどちらが働きやすいのでしょうか?
現在、多くのエステサロンではハンドケアと美容機器、両方を駆使したコースで集客を行っています

ただ、中にはハンドケアのみでサービス提供をしているエステサロンもあるのです。
オールハンドとエステ機器も扱うエステサロンだと、どちらが働きやすいかというとやはりエステ機器を扱うサロンと言えるでしょう。
理由についてご紹介していきましょう。

オールハンドは高い技術が必要

オールハンドの場合、全てのエステコースはオールハンドで行われるため、施術で効果を出すにはエステティシャン自身に高い技術が必要となってきます。

そのため、もし未経験でオールハンドのエステサロンに働くことになったとしても、実際に施術を担当するまでになるにはかなりの時間を費やさなくてはならないでしょう。

上記で挙げたようにしっかりと研修制度が設けられていて、給料もきちんと入るところであれば問題ありませんが、そうでなかった場合は働いていてもなかなかモチベーションが上がらず、やる気が失われてしまう可能性も高いです。

技術力によってエステティシャンごとに差が生まれてしまう

これはオールハンドのデメリットでもあるのですが、オールハンドで施術を行うと施術する人によって技術力も変わり差が生まれてしまうことが挙げられます。

これは一見お客様にとってのデメリットとも言えるのですが、働いている人にとってもデメリットになり得るものです。

サロン

例えば、AさんとBさんで技術力に違いがあるとします。
技術力が高いAさんには指名も入りやすくなりますが、技術力がなかなか向上しないBさんは指名も入りづらくなってしまうでしょう。

指名につながらなければ努力して技術力を磨いていったとしてもモチベーションは下がってしまいます。

このような理由から、オールハンドのエステサロンよりもエステ機器を取り扱うサロンの方が未経験者にとっては働きやすいと言えるのです。
業務用エステ機器なら技術力も統一ですし、機器の使い方さえ覚えてしまえば高い技術力も必要としません。

エステサロンで働くにはどんなスキルが必要?

未経験者でも働けるエステサロンですが、実際にエステサロンで働くにはどのような専門知識やスキルを身に付けておくと良いのでしょうか?
例えば、アルバイトやアシスタントとしてエステサロンで働くには、正社員と同じようなスキルを持つということは難しく感じることでしょう。

実際、お客様に何らかの施術を行う場合は、資格を所持しているか研修などを受講しているエステティシャンが担当することになります。
アシスタントやアルバイトスタッフとしてエステサロンで働く場合、以下のような業務を行うのが一般的です。

受付業務

お客様がエステサロンへ来店された際に受け答えを行います。
予約の確認や施術ルームへの案内など、受付業務は多岐に渡ります。

電話対応・予約受付

エステサロンへの問い合わせや予約受付・予約変更などの対応もアシスタントやアルバイトの役割です。

施術の準備・片付け

エステティシャンが実際に施術をする前に、施術のセッティングを行い、施術後はその後片付けを行います。

前述した業務内容を見ても、アシスタントやアルバイトとして働くには、特別なスキルや専門的知識が必要というわけではありません。

エステサロンのアシスタント・アルバイトスタッフを募集している場合でも、実務経験なしでも可能なケースも多く、将来的にエステサロンや美容業界で働きたいと考えている方にとって働きやすいと言えるでしょう。

アシスタントとしてエステサロンで働くには、接客や雑用がメインになるため、接客経験がある方であればスムーズに順応していけるのではないでしょうか?

また、実際にエステサロンのスタッフとして働くことで、美容の知識を習得できる可能性は高いです。
エステサロンで働くエステティシャンの先輩としての意見を聞くこともできますし、アドバイスをもらう機会は多くなるため、将来の見通しも具体的に考えることができるのも魅力です。

アシスタントやアルバイトとしてエステサロンで働くには、受付業務や電話対応などがメインとなるので、正社員として働くエステティシャンと比較しても経験や資格の有無などの条件は厳しくはないでしょう。

しかし、最低限の接客マナーや予約応対で必要となるスキルは身に付けておいて損はありません。

エステサロンでの接客マナーを習得しよう

エステサロンでの受付業務は、お客様に最初に出会う場となり、印象も強く残りやすいです。
笑顔で挨拶ができるか、気持ちよく施術へと進んでもらうことができるかきちんと配慮する必要があるでしょう。

また、電話対応においても、予約の受付・変更・キャンセルなどをメインに行うことになります。

お互いに顔の見えないやり取りとなりますが、声のトーンや滑舌、言葉遣いはお客様に不快感を与えないように注意しなければなりません。
丁寧な言葉遣いや聞き取りやすい声のトーンを心がけることが大切です。

パソコンスキルも必要

お客様の情報をはじめ、予約状況や施術情報を管理するのは、パソコンがメインとなります。
エステサロンによって違いはありますが、パソコンを不自由なく使えるような最低限のスキルは身に付けておくと良いでしょう。

エステティシャンとして直接の施術を担当するわけではなくても、接客マナーや身だしなみは重要です。
また、エステサロンで働く上で、肌や髪のお手入れが不十分なスタッフが対応するというのは避けなければなりません。

受付のスタッフが店舗に訪れたときに不安に感じてしまわないような対応・身だしなみを心がけ、エステサロンのスタッフとして恥ずかしくないような状態を維持しておくことも非常に大切です。

エステサロンのアシスタントやアルバイトとして働くには、特別な資格や経験、スキルが必要とされる可能性は低いです。
しかし、最低限の接客マナーやパソコンスキルなどを身に付けておくことで、業務にスムーズに取り組むことができるのではないでしょうか?

インナービューティーサロンにも注目してみよう!

上記では、一般的なエステサロンで働くことをメインとして紹介してきました。

実際にエステサロンで働くには、エステティシャンとして働くのか、アシスタントやアルバイトスタッフとして働くのかによっても仕事内容や必要なスキルなどは変わってきます。

また、オールハンドで施術を行うエステサロンもあれば、エステ機器を使用しながら美容効果を高めるエステサロンも多くあるでしょう。
そんな中で、近年はインナービューティーサロンが注目されています。

では、インナービューティーサロンとは具体的にどのようなことを行うのでしょうか?

インナービューティーサロンとは

インナービューティーサロンとは、一般的なエステサロンとは異なり、毎日の食事やサプリメント、ファスティングなどを中心に内面美容をサポートしていくサロンです。

身体の中から健康で美しくなるためのサポートをしているサロンで、食事指導やサプリメント指導、ファスティング指導などを行います。
また、管理栄養士やプロのカウンセラーのサポートを受けながら、お客様一人ひとりの希望に沿った提案や目標を実現することができるのも特徴です。

一般的なエステサロンとの違いは?

インナービューティーサロンは、一般的なエステサロンとは大きく異なる所があります。
それは、オールハンドマッサージやエステ機器による施術などは行わないということです。

インナービューティーの大切さをお客様に伝え、本当の意味での美や健康に貢献できるような指導を行っているのです。

一般的なエステサロンでは、専門的な知識やスキルを持ったエステティシャンでなければ、お客様への直接的な施術ができません。
また、未経験の状態でアシスタントやアルバイトとしてエステサロンで働くことはできても、施術に関わることはできません。

しかし、インナービューティーサロンの場合は、入社後のスキルアップをサポートしてくれるほか、研修後の社内資格テストに合格して初めてカウンセリングに携わるという流れになります。

関連団体が実施している資格取得も可能なので、未経験からの状態でも、ステップを踏めば着実にカウンセリングスタッフとして働くことができるのです。

インナービューティーサロンは働きやすい

一般的なエステサロンも、未経験からの状態でも働きやすい魅力があります。

しかし、インナービューティーサロンのように、入社後のスキル習得やステップアップのサポートをしてくれるサロンは少ないのではないでしょうか?

インナービューティーサロンでは、マッサージやエステなどの外的な施術はなく、酵素栄養学やファスティングについて情報提供したり、内面美容に関わるカウンセリングを主に行っていきます。

そのため、美容業界で働きたいという方や、将来的にステップアップしたいという方にとって、非常に働きやすいと言えるでしょう。
職種や業種未経験、第二新卒も働くことができ、幅広い方がチャレンジすることができるのです。

エステサロンで働くには、アシスタントやアルバイトとして働くのか、エステティシャンとして働くのかによって、必要とされる専門的知識やスキルが異なります。

エステサロンで働くにはどのように進めていけば良いのかわからない方も多いでしょう。
しかし、外的な施術を行う必要がないエステサロンもあるのです。

インナービューティーサロンのような、一般的なエステサロン以外にも働きやすい所があるということも理解しておきましょう。

エステサロンで働くには資格が必要?

エステサロンで働くには、まず資格取得を目指すという方も多いのではないでしょうか。

エステティシャンには国家資格はありませんが、民間団体が主催している資格が非常にたくさんあるので、そういった資格を取るために励んでいる人もいます。

「認定エステティシャン」「CIDESCOディプロマ」「AEA認定インターナショナルエステティシャン」など、この他にも多くの民間資格が存在していますが、この資格の中には同協会の正会員に加入しなければ受験できないものもあるようです。

顧客

難易度も比較的高く設定されているため、数年以上の実務経験が問われることもあります。

エステティシャンを目指す人にとっては関連資格を取得しておくことで、自分の技術力や知識をアピールできるので資格取得が有利になることは確かなので、資格が全くない状態よりも通用する場面は多くなります。

他のサロンとの差別化も図ることもできるので、独立開業を目指す人にとっては非常に有利となるでしょう。

未経験者でも目指せる職業

ここまでエステサロンで働くには、資格を取得した方が有利であるようにお伝えしてきました。
しかし、エステティシャンになるためには必ずしも資格がなければ働くことができないというわけではありません。

エステティシャンは、全くの未経験者でも比較的働くことができる職業とも言われています。

専門知識や実務経験のない人でもやる気さえあれば、働くことができます。

未経験者の場合はアルバイトやパートからスタートすることが多いですが、社内研修を受けて実務経験を積み上げながら正社員へとステップアップすることも可能です。

ただし、スクールに通って学んだ人に比べて、相応の施術ができるようになるまでにはかなりの時間がかかってしまうでしょう。

入社後に研修で学ぶことができる

未経験でエステサロンに入社した場合は、その後サロン内で用意されている研修を受けることができる手厚いサロンがあります。

専門学校やスクールと同等のレベル内容や時間までかけて指導してもらえることは少ないのですが、限られた時間の中である程度の知識やスキルを学ぶことはできるでしょう。

美容に関する基礎知識や専門用語が一切わからない状態では対応しきれないといた理由もあるようです。

勉強

専門学校やスクールに通わなくても、参考書や資料などを用いて独学で勉強する人もいますが、このような研修制度があれば入社後働きながら必要な知識を習得することができます。

エステサロンで提供している化粧品や技術は、日々新しいものがどんどん出まわっています。
研修制度という貴重な時間の中でエステサロンの現場で活躍している人から、最新情報や実務に即したアドバイスを受けることもできるでしょう。

ステップアップの近道にはスクールなどが効果的

最も早い段階でエステサロンで働くには、専門学校またはスクールに通い知識や技術の基礎を学ぶことをおすすめします。
未経験者を採用しているエステサロンでは、専門学校やスクールの卒業生を対象に即戦力として起用してくれるところが非常に多いです。

エステ関連の学校の数や種類は非常に増えてきていて、受講期間やカリキュラムなど分野によって様々です。

せっかく専門学校やスクールに通うのであれば、エステ業界で評価が高く信頼性のあるところを選ぶことも重要なポイントになってくるでしょう。

専門学校やスクールのパンフレットや公式ホームページをチェックして、開校に至るまでの経緯や歴史、教育方針、講師、サポート制度など細かいところまで把握した上で検討してください。

例えば、エステ業界で活躍する優秀な講師の指導を受けることができる専門学校やスクールだったり、実際にエステティシャンとして働いている人がどこのスクールの卒業生かを判断材料にしてみるのも一つの方法です。

専門学校やスクールに働きながら通うことは難しい

美容関連の資格を持っていなくても、専門学校やスクールに通うことによって一定レベルの知識や技術を証明することができます。
エステサロンで働いている人でも実際にスクール通学をしていたことで優遇され、入社したという人もいます。

しかし、専門学校やスクールを利用する場合は一定期間通わなければならないため、時間の融通が効きにくくなります。

エステサロンで働きながらスクールに通うことも当然難しいでしょう。
また、スクールに通うとなるとまとまった費用が必要になります。

働きながら通えないことになれば、金銭的に負担がかかり出費だけが嵩んでしまうことになります。

とっておくと収益アップにつながる?おすすめ資格をご紹介!

専門学校やスクールに通うことで実務的な知識やスキルを高めることができますが、通学期間が長く必要になるので、エステサロンで働く人にとってはかなり厳しい状況と考えられます。

しかし、内面美容医学財団(IBMF)が認定する資格は短期間の講座を受講するだけで資格を取得することができます。
即戦力になるためにスキルアップを目指している人や、最新の知識を習得したい人に有効な資格と言えるでしょう。

公認インナービューティートレーナー

ファスティングをはじめ内面美容に関する理論の習得を目的としている資格です。
水素や酵素栄養学、ミトコンドリアダイエット、食育などエステティシャンとして役立つ知識を学ぶことができます。
エステサロンに通う人の中には外見だけでなく内面美にこだわる人も多く、美容知識として非常に有効な資格でもあります。

公認ファスティングカウンセラー

ファスティングの効果をより一層高めて、酵素パワーを最大限に引き出すための重要な資格です。

また、ファスティングにおける様々な専門知識や実践方法を習得することによって、第三者へのカウンセリングや指導をすることができるメリットもあります。

資格を取得した際には、IBMFに所属している専門家や看護師からサポートを受けることも可能です。

実際にこのファスティングカウンセラーを取得して、エステサロンで活躍している方も多く、自分以外の家族や友人に向けたアプローチにも役立つ資格となっています。

こちらのファスティングカウンセラーは、プロ仕様の資格でありながら短期間でしっかりとした知識や実践方法を習得することができるので、エステサロンでカウンセラーとして活躍していきたい人におすすめです。

カウンセリングの技術向上や顧客満足度アップにもつながるので、サロン全体の収益アップにもつながることでしょう。

公認プロフェッショナルインストラクター

こちらの資格もインナービューティにおける美容・健康分野の資格ですが、インストラクター向けの資格になるのでさらにプロフェッショナルを追求した資格内容になっています。

水素や酵素栄養学、活性酸素と美容の関係性など医学レベルの内容に携わっていきます。

普段の食事内容を改善させていくことで、より健康や美容にアプローチすることができるといった知識や実践方法を身につけることができるでしょう。
資格を活かして、セミナーや専門学校、イベントなどの場で特別講師として多くの人にインナービューティーの必要性を発信することができるようになります。

ここでは「エステサロンで働くにはどんなスキルや資格が役立つのか」ということについてご紹介してきました。
エステサロンの仕事は未経験でも働くことができる仕事ですが、それなりの知識や技術が必要になってきます。

資格を取得することを第一優先にしている方も多いかと思いますが、働く上でのスキルを習得するには実際の現場に携わることが一番の近道になりそうです。
内面美容医学財団の資格のように働きながら短期間で取得できる資格を検討してみてはいかがでしょうか。