エステサロンを開業するには~成功させるためのポイントまとめ

エステサロン開業

エステティシャンとして経験を積み、行く行くは開業したいという夢をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
ですが、腕に自信があっても、開業となると必要な資金や条件についても把握しておく必要があります。

では、エステサロンの開業を実現させるためには、どのような条件が必要になってくるのでしょうか?
今回は、エステサロン経営を成功させるための知識を様々な視点からご紹介していきましょう。

エステサロンに必要な資格

エステサロンを開業するためには、必要な国家資格はありませんが、必ず「個人事業主の開業届出」を開業から1ヵ月以内に税務署に提出しなければなりません。

現在はエステティシャンとしての国家資格やライセンスはありませんが、民間が発行している資格は非常に多く、開業するのに資格は必要なくても、何らかの肩書きを持っておく方が有利になるのは間違いないでしょう。

肩書きがあることで顧客の安心感や信頼度も増し、経営する上では非常に有効です。

現在ある民間の資格には、様々な種類があります。
ではいくつかピックアップしてご紹介しましょう。

ただし、使用する業務用エステ機器やマシンによっては、電波法で規制されていますので届け出が必要になります。

一般社団法人日本エステティック協会

エステティシャンの職能団体で9万人以上のエステテシャンが活躍しているのが特徴です。

認定エステティシャン

エステティシャンセンター資格に合格しており、協会認定校において300時間の課程を終了、または実務経験3年以上をクリアしている方が該当する資格です。

認定トータルエステティックアドバイザー

認定上級エステティシャン資格取得後、実務経験1年以上有する者、もしくは認定上級エステティシャン資格を保持し、通算5年以上の実務経験を有する者が該当していれば取得できます。

一般社団法人日本エステティック業協会

エステティックサロン事業者ぼ団体で、3つの資格を有しています。
資格を取得するためには認定校でカリキュラムを履修するか、またはエステティックサロンにてフェイシャルかボディの実務経験が必要とされています。

AEA認定エステティシャン

エステティシャンとしてのキャリアをスタートさせるために必要な基礎資格であり、基本的な知識と技術と接客マナーを身につけたエステティシャンを目指します。

今回ご紹介した以外にも、エステティシャンとしての資格はたくさんの種類があり、資格取得条件もそれぞれ異なります。
中には、自由業で無資格の状態で素人が開業しているという実態もあります。

エステサロンは、基本的に自由業で、資格免許も必要ありません。

しっかりと技術を学んだエステティシャンにも影響があるので、エステサロン開業を目指すのであれば、ある程度肩書きとして使用できる資格を持っておくようにすることが必要不可欠と言えるでしょう。

エステサロンを開業する場所

先ほども触れましたが、エステサロンは基本的に自由業で、特別な自治体や公的機関の許可を得ることなくどこでも開業することができます。
しかし、どこでも開業できるとは言え、施術スペースや準備も必要になってくるため、場所選びも慎重に行わなければなりません。

事務所を借りて開業するには敷金や家賃も発生し、資金もある程度必要となります。
大きなリスクを抱えることで経営にも後々影響してくることもあるでしょう。

そんな中、近年では自宅での開業が増加傾向にあります。
自宅での開業が可能であれば、事務所を借りるよりも資金も節約することができるでしょう。

しかし、施術スペースを確保したり、エステ機器の調達もしなければなりません。
特に女性がエステサロンに求めているのは、普段は感じることにできない高級感や非日常感ではないでしょうか?

リビングやキッチンなどの生活感が漂う空間に通らず、エステスペースに行くことができるかも重要なポイントとなるでしょう。
また、内装やエステ機器、消耗品費、宣伝広告費など、様々な費用が必要となります。

自宅開業だからと軽く考えず、慎重に見極めながら進めていくことが大切です。

実際、サロンを開業したいけれど自宅サロンと店舗サロンのどちらが良いのか迷っている方もいることでしょう。
自宅サロンの注意点としては前述した通りですが、中には自宅サロンからいずれは店舗サロンへと考えている方も少なくありません。

そんな方にとっては、他のセラピストとの共有スペースを探すことが必要です。

エステサロン開業

アロマセラピストやマッサージ師、メイクアップ子^ディネイト、カラーコーディネーターなど、自分でスペースを持った人に短期間借りたり、別室を利用させてもらうなどすることもポイントです。

どこで開業し、どう続けていくかによって、エステサロンの開業のポイントも異なってくるのです。

自由業で、必要な資格もないことから、エステサロンの開業そのものは難しいことではありません。
しかし、開業自体が簡単でも経営を続けていくことにも焦点を充てて考えておく必要があるのです。

では、現実を把握し、経営が軌道に乗るよう成功させるためにはどのようなことに注意したら良いのでしょうか?

エステサロン経営に失敗しないためには?

エステサロンの経営を継続させるためには、多くの努力が必要となってきます。

自分の腕一本でできる職業でもあるため、多くの方がエステサロン経営をはじめますが、半数以上は途中で経営を辞めてしまいます。
エステサロン経営を失敗しないためにすることはあるのでしょうか?

失敗してしまう要因

エステサロン開業のためには、特別な国家資格なども不要で自宅などでも開業することができるので、主婦などでも簡単にエステサロンをオープンさせることができるのですが、その半数は1年以上継続できていないというデータもあります。

なぜ、途中で閉店して経営を辞めてしまうのでしょうか?

まずエステサロン経営は自由業扱いとなり、開店場所に特別な許可もいらないことから、どこでも開業することができる手軽さがあり、日本ではエステティシャン免許制度などもないため、どんな方でも参入しやすい業種になります。

その反面、技術をしっかりと学べていないことなどから、安さで技術を売ろうとしてしまいます。
これによってエステの価格崩壊を自分自身で招いてしまい、顧客を増やしたい一心で安い価格で施術をしてしまい、自分で辛い方向にどんどん追い込んでしまうパターンがあります。

このような負の連鎖によって、エステサロン経営を継続できなくなって辞めてしまうのです。

経営に失敗しないためには?

エステサロン経営を失敗させないためには、何をすれば良いのでしょうか?

資格を身につける

エステティシャンに国家資格はなくても、民間の資格は多くあるため、しっかりとした技術や知識を得て、資格を取得しましょう。
自宅で開業するために資格は不要ですが、肩書きがあった方が有利になるでしょう。

一般社団法人日本エステティック協会や、一般社団法人日本エステティック業協会では、いくつかの資格を準備しています。

注目の内面美容に特化した資格

また、一般財団法人 内面美容医学財団(IBMF)で学び、専門認定資格を手にすることで、外的ケアだけでなく内面からの美容のサポートをすることで、更にサロンメニューに幅を広げることができます。

一般財団法人 内面美容医学財団(IBMF)では、医師、医学博士、学識者などの一流講師陣が「学術的、医学的レベル」で学究しています。
今後のエステサロン業界、美容業界で「内面美容」は更に注目されていくことでしょう。

今のうちから、内面美容に特化した資格を持つことでも他サロンとの差別化は大きく図れると言えるでしょう。

※以下のリンクより各資格のページに飛べます。

◆公認プロフェッショナル インストラクター(PI)

 

◆公認インナービューティ トレーナー®(IBT)

 

◆公認ファスティング カウンセラー®(FC)

エステ機器を揃える

どのような施術をするかによって、揃えるエステ機器は異なってきますが、購入には数百万円かかる場合もあります。
レンタルにしても費用はかかりますが、エステ機器があることで行う施術が増えるので新しい機器を揃えるようにしましょう。

宣伝広告費をかける

宣伝によって集客があるとは言いきれませんが、開業したことを知ってもらうためには宣伝は不可欠になるでしょう。
周辺住民に宣伝するだけでなく、フリーペーパーに広告掲載したり、ホームページを作るなど、様々な方法で宣伝するようにしましょう。

業務用エステ痩身機器の選び方

痩身機器には、家庭用と業務用があることをご存じですか?
また業務用の痩身機器は、何を基準に選ぶと良いのでしょうか?

家庭用痩身機器と業務用痩身機器の違い

家庭用と業務用痩身機器にはこのような違いがあります。
そのため、エステサロンにはきちんと業務用の痩身機器が必要になります。

周波数

家庭用と業務用では、出力できる周波数に違いがあります。

周波数は低周波、中周波、高周波、干渉波があり、この周波数の違いによって筋肉のアプローチの仕方も変わってきます。

低周波は1~1000Hz、中周波は1000~2000Hz、高周波は3000~50000Hz、干渉波は異なる周波数も同時に出力することができ、複数のアプローチが可能になります。

家庭用では中周波までがほとんどで、インナーマッスルに作用する高周波の機器はエステサロンのみでしか使用できなくなります。

また、周波数が少ないことで痛みを感じる場合もありますが、周波数が高くなるほど痛みも感じにくいため、エステサロンの機器の方が痛みもなく、作用する部位も増えてくるということです。

出力強度や範囲の違い

家庭用の機器は、特別な資格がなくても扱える機器のため、出力できる電気刺激も強くなく、また1度に出力できる範囲も少なくなっています。
その反面、業務用の痩身機器はエステサロンで知識のある人が使用するため、電気刺激が強くなるだけでなく広範囲の筋肉を同時に刺激することができます。

業務用エステ痩身機器の選び方は?

業務用痩身機器を選ぶ場合、どのような点に注目して選ぶと良いのでしょうか?

機能
施術に必要な機能が備わっているのか、これによって得られる効果は何か、機器の扱い方はどうなのか、実際に機器を体験してから決めると良いでしょう。

大きさ
機能や価格にだけこだわってしまうと、施術室に入らなかったり、大きすぎて扱いにくいという場合もあります。
施術室の広さやベッドや配置を考慮して、機器の大きさに問題がないかどうか確認しましょう。

価格
同じ性能を持った他の商品を比べて、価格が安すぎたりパワーが劣っていないかを確認しておきましょう。
パワーの違いによって得られる効果が変わったり、のちにトラブルに原因になる場合もあります。
機器を比較して、平均的な金額かどうか確認しましょう。

メンテナンス
機器を長く使用するためには定期点検が必要になりますが、メンテナンスのタイミングや期間などを確認しておきましょう。

アフターサポート
機器の保障期間や年数、故障時の対応はどうなのかを確認しておくことが大切です。

万が一のときに、しっかりとサポートしてもらえるかどうか確認しておき、また機器を使用して疑問に感じた点があった場合、きちんと解決してくれる機器を選びましょう。

フォースカッターなら1台で様々なコース展開が可能

エステサロンでは多くの施術を行う際に、それぞれの機器を使って施術を行いますが、フォースカッターであれば1台で様々なコース展開を行うことができます。

1台で様々な役割を果たしてしまうフォースカッターは、どのようなことができるのでしょうか?

フォースカッターお問合せ
ラジオ波のエステ機器は、電波法で規制されています。
フォースカッターは、出力50W未満なので設置許可不要機器となります。

フォースカッターは痩身機器だけではない

痩身機器となると痩身目的のみの機能ですが、フォースカッターは痩身機器でありながら他の目的を達成することができます。

《美容》
・リフトアップ
・美肌効果
・むくみ解消
・引き締め
・しわやたるみ解消
・老化防止

《痩身》
・シェイプアップ
・セルライト除去
・皮下脂肪減少
・むくみ緩和
・内臓脂肪燃焼促進

《健康》
・便秘や更年期などの不調解消
・全身疲労解消
・肩こりや腰痛解消
・免疫機能向上
・冷え症改善
・自立神経やホルモンバランスの調整

このようなことも改善できる痩身機器となりますが、痩身機能も他の痩身機器とは違った特徴があります。

フォースカッターでできることは?

ラジオ波で集中アプローチ

フォースカッターは、ダブルラジオ波によって効率よく脂肪燃焼を促してくれます。

使用されているのは、1個の電極から体に対極板を貼って流すモノポーラ式と、3個以上の電極から様々な方向にラジオ波を流すマルチポーラ式で、これによって深部に溜まった硬い脂肪から溶かしていくことができます。

モノポーラ

マルチポーラ

EMSで吸引と燃焼を同時に行う

EMSの効果は、電気刺激によって深層筋肉まで鍛えることができ、これによってラジオ波で溶かした脂肪を燃焼させることができます。
そこで、フォースカッターに搭載されている吸引作用を利用することで、美しいボディラインを作り上げることができます。

EMS吸引

LEDで引き締め+美肌効果

LEDは消費電力が抑えられるだけでなく、蛍光灯よりも長く長期的に使用することができ、様々な色を出すことができるので多様されることも多くなります。

このLEDには、肌に照射することで血行促進効果があり、美肌に導いてくれるといわれています。

LED

これによって肌細胞の代謝を活性化させて、肌に不可欠となるエラスチンやコラーゲンの生成作用も高まり、キメの整ったハリのある肌に生まれ変わることができます。

ELで肌への浸透率アップ

特殊な電気パルスによって、皮膚の表面に一時的に隙間を作り、そこから肌の深層部までダイレクトに有効成分を浸透させることができるため、美容成分を肌にしっかりと行き渡らせ、潤いのある肌に仕上げることができます。

フォースカッターは、1台で様々な役割を果たすことができる機器であり、このような効果を得ることができます。
また複数の機器を所有することなく、これだけで多くの施術が可能になります。
どんな機器が良いのか迷ってしまうときは、フォースカッターを検討してみてはいかがでしょうか?

フォースカッターお問合せ