業務用エステ機器は多機能なものがおすすめ

業務用エステ機器 性能

痩身機器や美容機器は、サロンやエステで採用されている代表的な業務用マシンです。
豊富な種類があるエステ機器ですが、1台で様々な施術が完結する高性能なマシンもあります。

今回は、業務用エステ機器に搭載している機能について紹介します。
店舗に導入する際はどのようなポイントを重視し、機器選びをしたらよいのかもアドバイスしていきましょう。

業務用エステ機器 機能

業務用エステ機器にある機能の紹介

痩身機器や美容機器などのエステ機器には、色々な機能がついています。
それぞれの機能をわかりやすく分類すると「電気」「音」「光」の3タイプに分けることができ、周波数の単位は以下の通りです。

周波数の単位
1KHz=1,000Hz
1MHz=1,000KHz=1,000,000Hz
1THz=1,000MHz=1,000,000KHz=1,000,000,000Hz

単位はHz・MHz・THzの順に大きくなっていきます。
それでは、業務用エステ機器に搭載されている各機能について説明していきましょう。

超短波

超短波は別名マイクロ波とも言われ、30~300MHzほどのごく短い波長を用いて毎秒2,700回程度振動させる電波のことを言います。
電波は体の表面で吸収されることはなく、深部まで到達するようになっています。

体内の脂肪層や組織を透過する場合は、振動によって細胞分子が回転し摩擦が生じ熱を発生させる仕組みです。
超短波は脂肪や筋肉を通り、体の深部に直接作用して温熱効果を発揮する唯一の物理療法と言われています。

筋肉が老化し硬くなってしまった人や筋肉内に脂肪がついてしまった人におすすめの機能です。

ラジオ波

ラジオ波は300KHz~300MHzの周波数を放つ電波で、体の中の水分を振動させ熱を作り出す作用があります。
振動させることによって体内の脂肪を溶かし、新陳代謝を活発にさせます。

痩身というより温熱効果が期待できるエステ機器と言っても良いでしょう。

中性脂肪を液状化しセルライトを分解する力もあるので、老廃物を排出させる効果がより一層高まります。
ラジオ波は以下のようにいくつか様式がありますが、効果の違いはそれほどありません。

<モノポーラー式>
1つの電極から体の奥に向けてラジオ波を生み出す方式です。
電極が1つなので対極板を体に貼り付けてラジオ波を到達しやすくします。
<バイポーラー式>
2つの電極を用いて、電極間にラジオ波を流します。
浅い部分を中心に効果を発揮します。
<マルチポーラー式>
3つの電極を用いて3箇所間色々な方向に向けてラジオ波が流れます。
電極間の距離によって浅い部分、深い部分両方に行き渡るようになっています。

超音波とキャビテーション

従来の業務用エステ機器では、周波数が1~3MHzの音波が普及していました。
このような高周波は表皮組織層を中心に作用するため、フェイシャルスキンケアなどに多く用いられてきました。

これに対して近年導入されているエステ機器は、18~40KHzの低周波のものが多くなっています。
これは更に深い脂肪層に到達させるために改良された痩身機器です。

業務用エステ機器

超音波の場合は電波と反対で周波数が高くなると肌の表面に作用し、低くなると皮膚の奥まで届きやすくなる仕組みになっています。
低周波の超音波はダイエットケアに適しており、キャビテーションと呼ばれることが多いです。

超音波は施術箇所にあてると1秒間に28,000~40,000回振動し、脂肪細胞や質液に気泡を発生させたり、消滅させたりする働きをします。
気泡の発生・消滅は想像以上の早さで繰り返され、泡と泡の間に圧力が生じCV超音波が引き起こされるようになっている仕組みです。

この圧力が限界に達すると泡が破裂し、破裂した衝撃によって脂肪組織に行き渡り脂肪が燃焼される流れとなっています。

脂肪が燃焼され肥大化されると、凝り固まった脂肪やセルライトがほぐされて排出しやすくなるでしょう。
一方、最初に紹介した1~3MHzの高周波には、以下のようなフェイシャルスキンケア効果が期待できます。

<クレンジング効果>
超音波を使ったエステ機器は、高いクレンジング効果をもたらします。
超音波によって1秒間に何万回という振動を与え、肌に残った汚れ古い角質などを浮き上がらせ取り除きます。
肌が清潔になると美容成分が行き届きやすくなることも大きなメリットです。
<マッサージ効果>
超音波の振動は、肌の細胞に行き届きやすい特徴があります。
超高速な振動によりフェイシャルのマッサージ効果が期待できます。
筋肉や脂肪へのマッサージ効果もあるため、脂肪燃焼の促進や筋肉の引き締めにも有効です。
<温熱効果>
超音波の振動によって肌の内側で摩擦が起こります。
摩擦が起こる熱が生じ、体の代謝が活発になります。
血流がよくなりリンパ液も促進されやすくなるので、老廃物が排出しやすくなるでしょう。

EMS

EMSとは「Electrical Muscle Stimulation」を略したものです。
電気周波を筋肉に直接与えることで、必然的に筋肉を動かし筋肉のトレーニングを行うことができます。
以下のようにEMSには4種類の周波数があります。

<低周波>1Hz~1KHz
低周波は、皮下7ミリ程度まで透過する周波です。
振動は皮下数ミリ程度のところで大半が分散し、残った振動が筋肉に到達します。

皮膚への抵抗が強いため、痛みを感じやすい点がネックです。

<中周波>1KHz~20KHz
業務用エステ機器として最も多く採用されているのが、中周波のEMSです。
周波数が記載されていない機器は、だいたい中周波が仕様になっていると思って良いでしょう。

筋肉強化や美容、ダイエットなど様々な施術に用いられており、最近話題のリンパトレナージュ効果も期待できます。
フェイシャルに使用すると日頃使わない顔の筋膜に作用してくれるので、リフトアップ効果としても有効です。

<高周波>20KHz~
皮下10~15ミリ程度まで届き、深い部分の筋肉まで作用します。
高い筋トレ効果を発揮するにも関わらず、皮膚への抵抗が少なく痛みを感じにくいといった効率良いエステ機器と言われています。
<干渉波>
体に直接つける2つの導子から異なる周波数を流し、体内で干渉させるEMSです。
低周波電流によって低い干渉電流を発生させた刺激を用いて施術をする方法となっています。

筋肉のより深い部分、広範囲に作用しますが、痛みはなくマッサージされているような感覚に近いです。

このようにEMSは脂肪に直接働きかけるものではありませんが、自動的に筋肉を刺激することで普段できない運動を促し効率的に基礎代謝を高め、痩せやすい体づくりに適している機能となっています。

業務用エステ機器で用いられている技術とは?

業務用エステ機器の種類は色々あり、似たような効果でも使われている技術はそれぞれ異なります。
主にどんな技術が用いられているのか、代表的な機能をご紹介していきましょう。

エレクトロポーション

浸透しにくい大きい分子量の有効成分を浸透させる導入法です。
皮膚表面に高電圧の特殊な電波を与えると、一時的に細胞に小さな穴をつくり、それが成分の通り道となります。

この技術により、針を使うことなく安全に有効成分を肌の深層まで浸透させることが可能です。
下記で紹介するイオン導入や超音波導入では浸透させられない大きな分子量の成分を効率良く浸透させられ、浸透率は約20倍とされています。

エレクトロポーション

高電圧の電磁波を当てるので肌にピリッとした刺激がありますが、最近は低刺激性のエステ機器も製造されています。
ターゲットとなるのは皮膚だけではなく、脂肪層や筋層にまで渡ります。

また、導入できるのは分子量が大きな成分以外にイオン化されない成分、脂溶性物質です。

イオン導入

微弱の電流を使い、ビタミンC誘導体やプラセンタといった成分を肌の奥まで浸透させる導入法です。
人間の表皮は外側から角質層、顆粒層、有棘層という順番で構成されています。

肌の構造

角質層は酸性でプラスに当たる陽イオンが多いのですが、内側にある顆粒層はアルカリ性でマイナスにあたる陰イオンに保たれています。
それぞれが反発することで層の間に電気のバリアが生まれ、美容成分はこれに阻まれて奥に浸透されません。

イオン導入機器を使い肌に電流を流し、それぞれを中性に傾けることでバリアの働きが弱まり、角質層の先まで浸透する仕組みとなっています。
ターゲットは真皮までの皮膚で、イオン化された成分や小さい分子量の成分を導入できます。

超音波導入

超音波で肌に振動を与えることで、その振動に成分を乗せて深部まで浸透させる導入法です。

エレクトロポーションと同じくイオン化できない成分や大きな分子量の成分、脂溶性物質を導入できますが、ターゲットは真皮までの皮膚のみと違いもあります。
一般的に1~5MHzを目安に選ばれ、メガヘルツが低いほど肌の深部まで届きやすく、高いほど肌表面での作用となります。

マイクロカレント波

人間の体内にも電流が流れており、それと似ている微弱な電流を流して細胞の修復や活性化を促す機能です。
体に流す電流はとても微弱であるため、神経や筋を興奮させる心配がありません。

なので、運動後のクールダウンや損傷した部分の鎮静や治癒を促進させる効果に期待できます。

さらに、コラーゲン層を修復して血行や代謝を高める効果もあります。
フェイシャルで活用すれば鎮静効果に加えて、肌のハリ感アップやたるみ・ほうれい線の改善に活かせます。

ハイフルクエンシー

オゾンを活用して肌を洗浄する技術です。
ガラスの真空管に高電圧を流すと酸素分子が分解と再結合を起こし、それによりオゾンが発生する仕組みとなっています。

オゾンは大気中の細菌やウイルスを殺菌したり、脱臭したりする効果があります。
殺菌力は塩素の6倍、さらに抗酸化作用はフッ素の次に強力とされています。

この効果を活用することで、洗顔だけでは落としにくいアクネ菌やブドウ球菌などを優しく除去できます。
毛穴の黒ずみや開きなど毛穴トラブルにも効果的です。

さらに赤外線により皮膚の温度を上げてくれるので、代謝の促進や皮膚を柔らかくする効果もあります。
代謝が良くなることでシミやくすみの改善も促進されます。

高濃度のものは刺激を与えますが、業務用エステ機器で使用されるものは低濃度なので体に害はなく安全です。

LED
LEDとは発光ダイオードという、電流を流すと様々な方向に広がっていく光のことです。

広範囲な波長な上に、様々な波長の光を含むので、肌表面から内側まで作用する特徴を持ちます。
また、光の色の組み合わせに応じて色々な効果を与えてくれます。

白い光
複数の波長を含む白い光は肌細胞の活性化を促し、肌にハリとツヤを与えます。
さらにシミやたるみも引き締められ、シミを薄くする効果もあります。
青い光
波長が短い青い光には殺菌効果があるので、ニキビ肌の改善に効果的です。

ニキビ菌はポルフィリンと呼ばれる毒性物質を生成する性質がり、そこに青い光を当てると活性酸素が発生し、殺菌してくれます。
コラーゲン生成の促進や安眠効果もあるとされています。

赤い光
波長の長い赤い光にはコラーゲンの生成を高める効果があり、若々しい肌に導いてくれます。

皮下細胞の毛細血管を刺激することで血行を良くし、ミトコンドリアに働きかけることで細胞を活性化させます。
その効果でコラーゲンなどが生成され、ハリのある肌に整えてくれるのです。

黄色い光
青より長く赤よりも短い黄色の光は体液や血液循環を良くするので、デトックス効果を発揮してくれるでしょう。
真皮や細胞に働きかけることで肌のターンオーバーが促され、メラニンが排出されるのでシミやくすみ肌の改善に期待できます。
ED
電流を流すと平行にレーザー光が照射されるレーザーダイオードのことです。

低出力の日かありを脂肪細胞に照射すると、脂肪同士が遊離され、さらに変形が起きて、細胞内の皮脂成分が排出されます。
この作用により細胞が小さくなるので痩身に効果的です。

業務用エステ機器を導入するなら多機能がおすすめ!

業務用エステ機器の導入にお悩みの方は、多機能を選んでみませんか?
1つの機能に特化した機器の場合、各メニューに応じて必要な機器を用意しなければなりません。

ウエディングエステ

業務用エステ機器は家庭用よりも高額で、機器によっては大型となるので設置スペースも考えて確保しなければなりません。
一方、多機能型なら1台で様々な施術ができ、導入コストを大幅にカットされます。

また、エステ機器を長く使うためにはメンテナンスも重要で、多機能型でまとめればランニングコストの削減にも期待できます。
メニューを選定でも幅が広がり、話題性を持たせて集客につなげることもできるでしょう。

業務用エステ機器の効果は機能によって異なるので、メニューやコンセプトに合わせて選ぶことが重要です。

1つの機能に優れた機器も良いのですが、幅広くサービスを提供したいのであれば多機能の機器がおすすめです。
より高品質で満足してもらえるエステを目指す方は、多機能の業務用エステ機器の導入を検討してみましょう。

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